スベアのラジウス?
昨年の、秋の事である、、、、、、、、
建築関係の一端を担う仕事柄、10時、3時のお茶の時間に
建主とお話をすることが多い私。。。。。
ある御宅で、茶のみ話の末に、建主のご主人が「山屋」だった事を聞いた。
年の頃、、、60代後半と思われるその男性が
若かりし頃の「山行き」の思い出を懐かしそうに語るのを、微笑ましく思いながら拝聴していた。。。。。。
「あの頃は貧乏学生だったからな~(笑)
山の道具も今ほど買いやすい値段じゃなかったよ~
一生懸命、アルバイトをして何とかやりくりしたもんだ(笑)
ストーブもね、、、、高価だったよ、、、、、
そうそう! 今でも物置にあるんじゃないか?
ちょっと、探してみるよ♪ 」
暫くして、仕事中の私に声を掛けて来た、建主の手には
なにやら?薄汚れて錆び付いた赤い小箱、、、、、、、
「あった!あったよ♪ 懐かしいなぁ~♪
これが俺の相棒だったんだよ!
スベアの「ラジウス」♪
これで飯を炊いたもんだよ、あの頃は♪ 」
まるで、屈託のない子供のように話す、建主。。。。。。
思わず仕事の手を止めて思い出話に加わる私。。。。(笑)
楽しげに語る話を聞きながら、「時代を感じるなぁ~」
ふと、そう思った。。。。。
そうなんだ、、、、、、昔はそう云ったんだよ
「ラジウス」 それはストーブの総称だったんだ。。。。。
「スベアのラジウス♪」
錆ついた箱の中から30年ぶりに現れた「ラジュース」
数え切れない青春の思い出が詰まった「ラジュース」。。。。。。
縁あって、現在は我が家で第2の人生を送ろうとしている。。。。(微笑)
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